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私は江東区で生まれ江東区で育ちました。

住んでよかった江東区!子育てするなら江東区!
わたしの願いはこの言葉に尽きます。

いま、江東区は南部を中心にめざましい発展を遂げています。東京オリンピック・パラリンピック開催を終え、地下鉄8号線にも見通しがつきました。人口減少社会の中でも、新しい住民が増え、子どもが増え、人口も増加しつつあるポテンシャルに満ちたまち、そして下町らしさの残る人情のまち。 新しい活力と、古くからの伝統や文化をつなげようと取り組む心意気、ふたつの良さのハーモニー・・・・それがいまの「わたしたちの江東区」なのです。さらに江東区の魅力をぐんとのばすには、新しい風、新しいチャレンジ、まちのデザインが必要です。

私は昨年の秋、6年住んで衆議院議員として活動した京都から、東京―ふるさと江東区に帰ってきました。地元では、区政の公正性が疑われるような入札に関する汚職事件があり、まさに政治のあり方が問われているところでした。政治への信頼回復には、これまで重ねられてきた馴れ合いの政治風土の壁をぶち破り、情報開示と透明化を進めていかねばなりません。しかしその壁は厚く、組織自体の硬直状態が続いています。どうせ変わらない、そんなあきらめの声も聞かれます。でも誰かが変えるための挑戦をしなければなりません。 

そんな中、江東区政の現状に問題意識を感じている皆さんから「そうだ木村の話を聴いてみよう」と勉強会にお声を掛けていただきました。
当初は「私なんかが…」と思いました。けして卑下ではありません。いきなり私を仲間にしていただけるのか不安だったのです。

でもそこで、たくさんの方々と出会い、話をしていく中で、皆さんの地元に対する愛情と、それゆえの問題意識にどんどん共感を深めていきました。子どもの頃から育った地元への思いが私の中で大きく動き出したのです。やはり変えなければならない、もっともっと風通しの良い区政にできるはず。 それがひいては53万人の区民の皆さんの暮らしやすい生活の実現、ウェル・ビーイングにつながると、考えるようになりました。

わたしの父、木村勉は江東区で長らく区議、都議、衆議院議員と務めました。亀戸が地元で、私は一亀小、妹は水神小出身です。真面目過ぎると言われた父ですが、父のモットー「政治は弱い人のためにある」はわたしの中に脈々と流れているのを自覚しています。

日本は政治の意思決定の場に女性が少なすぎます。そのことで政策のゆがみが生じ、生活実感や弱者の声が政策形成に生かされてこなかったと思います。それを国政の場でずっと歯がゆく感じてきました。全国の自治体のうち女性首長は2%程度です。

ただ、ようやく時代が少しずつ変わり始めています。いま、多くの地域で女性たちが立ち上がっています。まだまだ少ないけれど、変化は確実に起き始めています。今こそ自分もここ江東の地で、その流れの先頭に立ちたいと、ついに決意しました。このたび、私の背中を押してくださった皆さんと、ともに立ち上がり「開かれた新しい区政」を目指してまいります。

硬直化した区政から新しい時代へ。風通しのよい、ぬくもりのある区政へ。国会での経験と実績や人脈をフルに活用して、ふるさと江東区に恩返ししたい、伝統を守りながら、新しい課題に対応し、新しい風を区政に吹き込みたいと思います。いま、大人気の現代美術館は、実は父・木村勉が都議会議員時代、誘致に尽力し、開設に至った経緯があります。隣の広大な木場公園ともコラボし、江東区の文化的財産をさらに高め、盛り上がってきた地域活性化を、わたしはさらに推し進めたいのです。江東区はハード面の強化ではなく、これからはソフトの充実です。区民が本当に求めていること、望んでいることを、区民目線から、区政に生かすべきなのです。

いま、物価高で苦しい思いをしている人たちがたくさんおられます。そして、そういう人たちほど声を上げられず、目には見えません。私はこれまでの政治活動で、支援から取り残されてきた人たちを数多く見てきました。声の大きな人達の求めにのみ動かされるのではなく、声なき声に耳を傾け、光の当たらぬところへあたたかな光を当てるのが政治家の役割だと、私は信じ、活動してまいりました。手厚いといわれる高齢者対策にも、数々の問題点があることがわかりました。医療・介護の質を上げる、専門職の確保など、江東区がこれからなすべきことを、看護の目線をベースに全力で取り組んでまいります。

「チャンスと希望にあふれた格差のない社会」「誰もが健康で活躍する社会」のために、新しい政策を掲げての挑戦です。今まで政治が遠いと思っていた人たち、これまで取り残されてきた人たちと共に、みんなが生き生きと暮らせる江東の地をつくりたい。女性で、国政を知り、看護の現場を知り、生活者として子育てもしてきた自分だからこそ、それができると信じています。 住んでよかった江東区、子育てするなら江東区と言われるように・・。

区民の皆さんと一緒に変えたい。きっと変えていけます。

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